東北北部まで梅雨入りし、夏本番が近付く今日この頃。
日に日に気温も高くなり、30℃を超える真夏日もちらほら…
ビールの美味しい季節がやってきました!
東南アジア1位を誇るビール消費大国ベトナム
(アジア地域では中国、日本に次いで第3位)
ベトナムのビールはコンビニで1缶およそ50円と、ソフトドリンク水準の安さです。
平日・休日を問わず、飲食店や自宅に集まり、ベトナム式で何度もカンパイ!みんなビールが大好きです。
そんなベトナムのビール消費量が、近頃やや減少傾向にあるそうです。
現地メディアによると、今年1月~3月の国内ビール消費量は、前年同月比でなんと30%減。
一体何が起きたのでしょうか…?
無論、コロナ感染予防に伴う外出自粛が絡んでいることは他国と同様ですが、実はそれだけではありません。
最も大きな要因は、今年1月に始まった“飲酒運転の厳罰化”にあります。
バイクでの飲酒運転者には
最大800万ドン(約3万8000円)の罰金、最長2年間の免許停止処分が科せられます。
(罰金最高額はこれまでの2倍、免停期間もこれまでの“5ヶ月”から大幅延長となりました。)
厳罰化が理由でビール消費大幅減とは、
いったいこれまでどんだけ飲酒運転してたの…って話なのですが、
結果として交通事故が減り、多くの人の命が守られることにつながるのであれば、悪い話では無いでしょう。
実際、2020年1-3月期にベトナム全国で発生した交通事故件数は、
前年同期比14%減、死亡者数14%減、負傷者数17%減
と、いずれも大幅に減少したそうです。ほんとに…
いったいこれまでどんだけ飲酒運転してたの…(2回目)
今夏はコロナ予防のマスク着用の影響で熱中症のリスクが高まると言われています。
引き続きコロナをしっかり警戒しつつ、「飲んだら乗るな!」を心に留めて、
健全なビール消費で、暑い夏を乗り切りましょう! 🙂