みなさん、年の瀬ですね!
明日2月1日は、ベトナムでは「元旦」です。
ベトナムは日本と違い、“旧正月”をお祝いします。
旧暦なので日付は毎年違います。
日本にいるベトナム人実習生たちも
お正月モードでやや浮かれ気分になりつつ、やはり
母国で過ごせないことを寂しく思っている子たちが多いようです。
現地のベトナム人たちは、年の瀬をどのように過ごすのでしょうか?
私はベトナムでお正月を過ごした経験は無いのですが、
通訳に聞くと、家の掃除や正月料理の準備をしたりと、
さほど日本人と変わらない過ごし方のようです。
今日は、年末の恒例行事である「掃除の仕方」について見ていきましょう!
日本では、家の掃除と言えば“掃除機”が主役ですが、
私が住んでいたベトナム人の家に掃除機はありませんでした。
ベトナムの一般家庭の掃除の仕方は、
①ほうきで掃く ②モップで水拭き がメインです。
日本人の感覚だと、どちらも家ですることは
少ないのではないでしょうか。
そこにはやはり、生活習慣の違いがあります。
日本では、家の中と外の境界がはっきりしていて、靴は玄関で必ず脱ぎます。
家の中はスリッパを履く人も多いですが、素足でも歩けるくらいキレイに保たれています。
対するベトナム、家の中と外の境界は非常にあいまいです。
玄関の段差も無く、家によってはバイクのまま中に入って駐輪したりします。
靴は一応脱ぎますが、その後サンダルのような履物に履き替え、裸足では歩きません。
ベトナムはバイクが多いこともあり、砂埃で家の中まで汚れる為、
裸足で歩くと足の裏が真っ黒になってしまいます。
日本に住んでいるベトナム人実習生の寮に行くと、
きれいに掃除が行き届いている家であっても、内履きとして
サンダルを履いている子が多いのは、習慣的に身に付いているからですね。
さてさて、ベトナム人にとって明日は“新年の幕開け”です。
職場にベトナム人がいる皆さんは、「あけましておめでとう!」と
声をかけてあげてくださいね 🙂