続き。
組合活動の広報を担当して数年になる私も、
新規の受入企業のサポートに回ることも多いのですが、
確かに最初の1期生をどのように迎え入れ、定着させていくかというのが大きなポイントになるように思います。
1期生の1年目は、とにかくどこの企業さんでも
『問題があるので、来てくれ~!!』とのお声がかかります^^;
・思ったほど意思疎通ができない、覚えが悪い
・こちらの意図が正確に伝わっているか心配だ
・教えるのに手間がかかる
などなど。
それもそのはず、
お互いに未経験なことだらけですので、スムーズにいかなくて当然です!
ですが、配属から、数か月過ぎ、1年を過ぎてくると
お互いの信頼関係や感覚が分かり合えてくるようになり、
配属当初の不自由さから徐々に抜け出してくるようになります。
そして、その頃には、彼らの頑張りや能力を評価して頂き、
後輩の採用も動き出していきます。
先輩になったら彼らは、殊更張り切って技能習得に打ち込み、
後輩の面倒もよく見てくれます。
この好循環があるからこそ、継続採用される会社が多いのだと思います。
※なお、好循環を回すための、企業と実習生の
”付かず離れずの関係性の作り方”はまた別の機会にお話ししたいと思います(*^_^*)
今回の訪問では、工場見学を経て、技能実習生が現場にいるイメージを持って頂けたようです。
最後に、彼らが通勤で使っている自転車を眺めながら、工場を後にしました(チリンチリン♪)