明日10月1日は旧暦の8月15日にあたる「中秋」、
つまり日本では「お月見の日」ですね。
私のお月見に対するイメージは…
「月を見て団子を食べる日」です(安易!)
正直団子を食べていたのも小学生くらいまでで、
それ以降は特にこれと言って何かする日ではない印象です。
では、ベトナム人の中秋の過ごし方はどうでしょうか?
ベトナムでは、“月餅:Bánh Trung Thu(バイン・チュン・トゥ)”を食べる習慣があります。
“月餅”といっても、お餅ではなく、小麦粉で出来た、中に色々入っているお菓子です。
中身は緑豆の餡の中にナッツや、塩漬けの卵、豚ひき肉が入っているものが一般的です。
(ちょっと日本人には味が想像しずらいですよねー。)
最近ではチョコレートやコーヒー風味など、各社様々なアレンジを施し、
熱い月餅商戦を繰り広げているようです。
(節分の恵方巻がいつの間にかロールケーキになったのと似た現象ですね。)
また、ベトナムでは月餅を両親や親戚、仕事の取引先など、
お世話になっている人にギフトとして贈る習慣もあります。
ビジネスマンは中秋が近くなると、月餅を持って取引先を回る月餅行脚(あんぎゃ)
をします。(お中元、お歳暮を贈るような感覚ですかね。)
近頃日本でもベトナム料理の店やベトナム食材の店をあちこちで
見かける様になりました。
(広島市内のドン・キホーテも、日に日にベトナム食材のコーナーが
拡大しています。アヒルの肉も売っています。/実習生情報)
興味のある方は是非、ベトナム式の月餅を探して、お気に入りの味を見付けてくださいね 🙂 !