あけましておめでとうございます!
2021年 最初のベト活テーマは、
「初対面での会話」です。
ベトナムに住んでいた時、初対面のベトナム人との会話は、
①何歳?
②どこから来たの?
③ベトナムに来てどれくらい?
④どこに住んでるの?
⑤結婚してる?
⑥恋人いる?
がお約束のパターンでした。
「何歳?」
いきなりのパワーワード。
しょっぱなから年齢を尋ねるのは、
日本人にとってはなかなか無い感覚ですよね。
ですがこの質問、ベトナムでは当たり前です。
なぜならベトナム人は、相手が年上か年下かによって、
相手を呼ぶ時の“二人称”が変わるからです。
日本語でいう“○○さん”の“さん”の部分が変わるので、
会話を始める前にまずお互いの年齢を確認する必要があります。
「どこから来たの?」
「ベトナムに来てどれくらい?」
「どこに住んでるの?」
これは良いとして。
問題の
「結婚してる?」
「恋人いる?」
この質問、日本人には少々ためらわれる質問なのですが、
ベトナム人にとってはごくごく自然な会話で、遠慮なく聞いてきます。
日本人からすると「え、なんでそんなこと聞くん?」と
不快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
慣れればなんてことないです。
私も慣れた頃から、
「恋人はいません。売れ残りです!」
というテッパンの返しを見付けました。
こう答えるとベトナム人は、
「そんな言葉知ってるの?!」と驚き、かなり笑ってくれます。
ベトナム人と日本人では、
初対面から相手との距離感が全然違います。
心のディスタンスかなり狭めです。
密です。
もしみなさんが初めて会ったベトナム人から
唐突な質問を受けたとしても、けっして嫌わないでください。
悪気は全くありません。
そんな“人との距離の近さ”こそ、
彼らの持つ大きな魅力の一つなのです 🙂